1〜3歳 / 声かけのコツ

イヤイヤ期に効く!
気質別・今日から使える声かけフレーズ集

2026.06.06 | 保育士ママ ちなつ

子どもに語りかける親

「何を言っても聞かない」「この声かけ、全然効かない…」

イヤイヤ期の真っ只中で、そう感じたことはありませんか?

実は、声かけの「効き目」は子どもの気質によって全然違います。
同じ「落ち着いて」という言葉でも、スッと受け取れる子もいれば、余計に火がついてしまう子もいるのです。

この記事では、保育士として9年間・3人の子育て経験から、気質タイプ別のNG声かけとOK声かけをセットでお伝えします。

感情タイプ(共感を求める子)

思考タイプ(理由を求める子)

外向タイプ(動いて発散したい子)

内向タイプ(自分のペースで動く子)

今日から使えるフレーズを、ぜひ試してみてください。

① 感情タイプの子(INFP・ENFP・ENFJ・INFJなど)

共感が一番の安心材料

感情タイプの子は、「わかってもらえた」という感覚が何より大切です。まず気持ちを受け止めてもらうことで、初めて次の言葉が届くようになります。

❌ NG

「なんでそんなことするの!」

責められた感覚で余計に泣き崩れ、会話が成立しなくなります。

✅ OK

「そうだよね、嫌だったね」

気持ちをそのまま言葉にするだけで、子どもはスッと安心します。これだけで半分落ち着くことも。

❌ NG

「もういい、知らない」

見捨てられた不安が一気に膨らみ、パニックになりやすいです。

✅ OK

「ここにいるよ。一緒に考えよう」

「一人じゃない」と感じると気持ちが落ち着き、話を聞けるようになります。

💡 ポイント:まず共感→それから提案。順番を逆にしないことが大切です。

子どもの気持ちに寄り添う

② 思考タイプの子(INTJ・INTP・ENTJ・ENTPなど)

「なぜ?」に答えると動ける

思考タイプの子は、「理由が腑に落ちた」ときに動けます。感情への共感よりも、論理的な説明や選択肢が効果的です。

❌ NG

「ダメなものはダメ!」

理由がなければ納得できません。むしろ「なんで?」と反論してきます。

✅ OK

「これは〇〇だからできないんだよ」

理由を短く伝えるだけで「それならしょうがない」と受け入れやすくなります。

❌ NG

「泣かないで!」

感情を否定された感覚になり、余計に混乱します。

✅ OK

「じゃあ、こうしたらどうかな?」

代替案・選択肢を出すと「自分で考えた」感覚になり、落ち着いて動けます。

💡 ポイント:「なぜダメなのか」を一言で添えるだけで、驚くほどすんなり通ることがあります。

③ 外向タイプの子(ESFP・ENFP・ESTJ・ESFJなど)

一緒に動くと切り替わる

外向タイプの子は、エネルギーを外に出すことで気持ちを切り替えます。「静かに」より「一緒にやろう」が断然効果的です。

❌ NG

「静かにして!」「一人で考えて」

エネルギーを発散できずに爆発、または孤独感でさらに騒ぐことになります。

✅ OK

「一緒に〇〇しよう!」

行動の提案に乗ってきます。「一緒に」という言葉が特にパワーワードです。

❌ NG

「早くして!もう行くよ!」

急かされると興奮が高まり、余計に動けなくなることがあります。

✅ OK

「どっちが先に準備できるかな?よーいどん!」

ゲーム・競争感覚にすると瞬時に切り替わります。外向型に特に効きやすいです。

💡 ポイント:「動く・楽しむ」要素を入れた声かけが鍵。ノリよく誘うとすんなり動けます。

子どもと一緒に楽しく

④ 内向タイプの子(ISFJ・INFP・ISTJ・INTJなど)

見通しと安心がカギ

内向タイプの子は、「次に何が起こるかがわかる」と安心して動けます。急な切り替えや周囲の視線が大のニガテです。

❌ NG

「早く!急いで!」

切り替えに時間が必要なのに急かされると、頭の中がパニックになります。

✅ OK

「あと少ししたら終わりにしようね」

終わりの見通しがあると、自分のペースで気持ちを切り替えられます。

❌ NG

「みんな見てるよ。早くして」

人の目を意識させると余計に固まってしまいます。

✅ OK

「ゆっくりでいいよ。大丈夫だよ」

安心感を与えることで、子どもは自分のペースで動き始めます。焦らないことが一番の近道です。

💡 ポイント:「ゆっくりでいい」「大丈夫」が魔法の言葉。急かすほど時間がかかります。

どの気質にも共通する3つの大前提

気質によって効く声かけは違いますが、どのタイプにも共通して大切なことがあります。

① まず自分が落ち着く
大人のイライラは子どもに伝染します。深呼吸一つで、声のトーンが変わります。

② 声かけは短く・シンプルに
長い説明は逆効果。「〇〇だよ」「一緒にやろう」など一言で十分です。

③ うまくいかなくて当然と思う
イヤイヤ期は成長の証。声かけが効かない日があっても、あなたの対応は間違っていません。

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